産後の母親の体は妊娠前の状態に戻ろうとするためにホルモンバランスが変化し、心身ともに不安定な状態になっています。加えて、育児疲れや孤独感、家事と子育てを両立できないことの罪悪感などが作用して、『産後うつ』を発症すると考えられています。

産後うつの時期や長さには個人差があります。近年の国の調査では、発症のリスクは出産から2週間後が25%と最も高く、産後1か月でも17.4%と、短い期間に集中してリスクが高まることがわかってきました。しかしながら産後3~4ヶ月が過ぎてから症状が出る方もおられます。治まるまでには1ヶ月以上かかることが多いですが、長いと産後1年を過ぎても症状が現れます。

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産後うつは、うつ病の一種と言われておりますのできちんとした治療が必要となります。

当院では産後うつに対し、どのような治療をさせていただいているのか。

 

主治医と相談したうえで薬物療法、カウンセリング、またはサービスなどの導入を検討をし、子どもを育てていくうえで極力、患者さまのご負担にならない形での適切な治療方法を推奨させていただいております。気になられる方は一度お問合せくだい。

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